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工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

いい。すごく好き。エッセイっぽい。森博嗣は読んだことなくてミスリ作家ってことしか知らなかったんだけどおもしろかった。作者は大学の助教授なんだけど、共通一次の試験監督をしたときのエピソードとかカンニング考みたいなのとか学生時代を懐かしく思い出すのにぴったり。自宅から駅までの行き方は何通りあるか、の出し方をほんとに現実に当てはめてみたりとか数学にまつわる楽しそうなエピソードがいっぱい。地図見ながらほんとに出してみようかと思ってしまった。