スナフキン

の特集を「ダ・ヴィンチ」っていう雑誌でやってて、高校のとき一時期ムーミンにはまったってたことを思い出した。夏休みかな、アニメのムーミンを朝再放送してたんですね。それをビデオにとってたんですね。それを何回も見てたんですね。ムーミン谷の住人はみんな結構アホで、なんでそんなことを!ってことを平気でやっちゃうけど、そんななかでスナフキンだけ際立って賢い。かっこよかった、穏やかで博識な孤独を愛する自由人。スナフキンが現実にいたらなぁって。でも、よく考えたらそんな人が友達だったら毎日が自己嫌悪の繰り返しですよ。さらによく考えると私が一番好きなキャラはミィだったりした。小さいくせに意地っ張りで頑固でマイペース、でも憎めなくて。うちの姉にそっくりなの。うん、シスコンだ、私。(軽度)

I'm sorry,mama.

I'm sorry,mama.

殺人を繰り返して逃亡する人の話。桐野夏生は好きなんだけど、この重たさは何?怖いし、グロい。彼女のこの系統の本はあんまし好きじゃないなぁ・・
ファミリー レストラン

ファミリー レストラン

離婚とか再婚とか養子縁組とかで血のつながってない親子四人が暮らす話。家族ってなんだろうってすごく思った。血縁関係は重要だと思うけど、それだけじゃないっていうかさ。親は血のつながりなんてないのに結婚して、家族を作ったわけで、そこには何があったのかな?って考える。彼らには共通点の方がすくなくて、なんで夫婦してるんだろうと思うこともしょっちゅうなのに何十年も一緒に暮らしてて。成り行きとか打算とかいろいろあったとは思うけど。なんなんだろう。でも、家族って、喧嘩しながらお互いをものすごい罵り合ってても、絶対仲直りできるって確信できる人かなって思う。あと、自分がものすごい馬鹿なことをしても絶対許してくれる人とか。難しいね。